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親知らずの抜歯

親知らずとは、奥歯の最も後ろに位置する大臼歯で「第三大臼歯」と呼ばれます。この親知らずには個人差があり、埋伏歯や埋伏歯、根が曲がっている状態、最初から無いなどその形状は様々です。
普通に生えてくるケースもありますが、一番奥に位置しているため歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病になるケースが非常に多いのも特徴のひとつです。問題がなければ無理に抜く必要はありませんが、悪さをしている親知らずは抜歯することもあります。

抜いたほうが良い親知らず

生えてくるスペースがなく、横や斜めに傾いて生えてくる親知らずは、汚れが溜まりやすかったり、隣の歯を押して歯並びが乱れてしまったりする可能性があります。また、上下で親知らずがかみ合っていない場合も歯ぐきに負担を与えてしまいます。
手入れの行き届きにくい親知らずは虫歯になりやすい傾向にありますし、隣の歯まで虫歯にしてしまう可能性もあります。
このようにトラブルの原因となってしまうような親知らずは、抜歯したほうが良いでしょう。

親知らずを抜いたほうが良いパターン

  • 正常な方向に生えておらず、虫歯や歯周病になる可能性が高い親知らず
  • 虫歯や歯周病になってしまい、健康な隣の歯にまで悪影響を及ぼす可能性がある親知らず
  • 治療しても、歯みがきが行き届かず結局また虫歯になってしまう親知らず
  • 痛みや腫れが生じて、抜歯しなければ改善しない親知らず
  • 生える方向が悪く、手前の歯を押し出し、歯並びに悪影響を及ぼしている親知らず

抜歯後の注意点

出血について

抜歯の後は出血しますので、止血用のガーゼを30分ほどしっかり噛んでください。 傷口を圧迫することで出血が止まりますが、30分経っても出血が止まらない場合は、清潔なティッシュなどを丸めてさらに30分ほど噛んで傷口を圧迫してください。
この状態で様子を見て、それでもドクドクと出血するようであれば、すぐにクリニックにご連絡ください。

痛みについて

抜歯時の麻酔は3時間ほどで効果が切れます。
麻酔が切れると痛みが出ますので、処方された痛み止めを飲んで様子をみてください。ただし、痛み止めの効果は、飲んでから効き始めるまでに30分ほどかかります。「少し痛くなってきたな」と感じ始めたらすぐに飲むことをおすすめします。

うがいについて

抜歯当日はなるべくうがいはしないでください。うがいをするとかさぶたが剥がれ、再出血する可能性があります。

食事について

麻酔が切れたら食事をとることも可能です。
ただし、痛みがある場合は、状態に合わせた食べやすいものをとり、刺激の強いものは避けてください。

その他

抜歯当日は過度な運動や入浴、飲酒などを控えてください。血行が良くなることで再出血したり、痛みや腫れが強くなる可能性があります。

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